多くのがん検診は、体に異変を感じやすくなると言われている40代から検診を受けるように勧められています。しかし子宮頸がんに関しては20代から検診を受けた方が良いとされている箇所です。子宮頸がんは、最近は20代から罹患する女性の方も多くなっており、出産を控えている比較的若い世代にも関心を持ってほしい箇所になっていますが、残念なことに受診検診率が非常に少ないことが問題になっています。女性の方でも20代から子宮頸がん検診を受けた方が良いと推奨されている事実を知らない人も多いですので、積極的に受けるようにしましょう。
子宮頸がん検診は比較的簡単に済みます。医師の問診と視診を受けて、直接膣内の細胞を採取して検診を行います。胃のバリウム検査のような大掛かりな検査にはなりませんが、少し不快に感じる方もいるでしょうが比較的簡単な検査になります。受けた方としては、地方自治体が実施している検診を受けることもできますし、職場で健康診断と一緒に実施しているところもあります。
それを職域検診と言いますが、まだ子宮頸がん検診の重要な点が理解されていないことが多く、20代から実施している職場は少ないのが現状です。そのような場合は、自治体が実施している検診を受けるができます。自治体で安い費用で検診を受ける体制が整っていますので、推奨年齢になった20代から自分の体に関心を持って、検診を受けること良いでしょう。他の箇所と違って2年に1回の検診で良いです。