近年では、人間ドックの一環で脳ドックを受ける方が増えています。脳ドックとは、脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血、脳腫瘍などの脳に関する病気を精密検査するものです。そもそも脳の病気というのは、仕事などのストレスや喫煙、飲酒などの生活習慣の影響を受けやすいです。そして、脳の病気の症状が現われた時には重篤な症状であることが多いです。

ですから、障害が残ったり、場合によっては死に至るケースもあります。なので、定期的に人間ドックを受けてこまめに自分の脳の状態を把握することが大事です。人間ドックで行われる脳の検査は、いろいろな種類があります。まず一般的に行われるのが、頭部MRIとMRAです。

MRIというのは、磁石と電磁波によって脳の内部を診断する検査のことです。患者さんの体の位置を変えなくても、あらゆる角度から脳の中の様子をチェックすることができます。この検査によって、脳の腫瘍や血栓などを確認できます。次に、MRAというのは、脳の血管を撮影することで検査を行います。

血管の状態を確認できるので、動脈硬化や動脈瘤をチェックしたり、脳梗塞が起こるリスクがないか確認できます。この検査は、人体への負担も少ないのでストレスなく受けることができます。最後に行われるのが、頸動脈超音波検査というものです。これは、心臓から脳へ血液を送っている頸動脈を超音波で状態を診断する検査です。

この検査では、動脈硬化の度合い、血流状態などをみて、脳梗塞の危険性を事前に察知できます。上記を参考に、脳でドックを受けてみたらどうでしょうか。

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